従業員インタビュー 施工課:丹治 悠さん

私は17歳の時にトキワに入社し、20年以上足場の仕事に従事してきました。途中で独立したり、他の足場業者や他業種で働いたりしたこともありますが、最終的にはトキワセーフティーステップ(以下「トキワSS」)に戻って来ました。

今は現場で「職長」として主任や一般の施工スタッフの取りまとめを行っています。自分の成長も楽しみながら仕事に打ち込むことができており、「やりがい」や「達成感」を感じています。

■プロフィール

勤続年数:22年
役職:つくば営業所 施工課 課長補佐
資格:とび一級技能士
趣味:ゴルフ

足場の仕事の魅力

足場の仕事の魅力のひとつに「時間に縛られない自由さ」があります。工場のように厳密な時間管理が必要なく、現場の状況に合わせて自分たちで休憩時間や作業のペースを調整できる点が魅力です。

また、私も仕事の予定を調整して、よく平日に休みを取っていて、休暇の取りやすさも当社の魅力の一つです。

また、自分なりの足場の組み方を工夫し、思い通りに足場が組み上がった時の達成感は代えがたいものがあります。足場の仕事はデジタル化が難しく、人の価値が下がらない仕事なので、これからも需要が無くならない仕事だと思います。

住宅、ビルや倉庫、時には神社仏閣や研究施設、プラント工事などの特殊施工が求められる現場など、毎回異なる現場と出合えますし、現場ごとに想像力が求められることも、この仕事で飽きることがない魅力のひとつです。

身体が資本の仕事

足場の仕事は体力を必要とし、最初の頃は筋力・体力不足に苦労している新入社員を見かけます。私が入社した当初は、他の職人よりも多くの資材を運んで体力をつけることを心掛けました。

営業所によってはトレーニングルームがあるところもあるので、終業後に筋トレをしている人もいるそうですよ。

最初は苦労していた人も、日々の仕事のなかで体力がついていきますので、あまり心配はいりません。体が資本ですし、夏の暑さや冬の寒さの中での仕事もあるので、諦めない性格や、負けず嫌いな性格の人が向いているなと思います。

トキワSSの働き方

新しい人が入社した時は、基礎を徹底的に教えています。基本的な技術や知識をまずしっかりと身につけることが、トキワの売りである「課題解決力」を養うことにつながると考えています。

会社はある程度のスキルを身につけると、それぞれの能力に応じて現場を任せてくれ、自分で工夫できる余地ができるので、励みになります。

従業員同士は結構仲がいいなと思っています。チームでやる足場の仕事にはチームワークは欠かせません。従業員同士のコミュニケーションの良さが潤滑油となって、仲間同士の強い連帯感が生まれ、働きやすい環境だなと感じています。

トキワSSの強みと差別化

親会社である株式会社トキワは、茨城県内での知名度が高く、グループ会社の存在も含めて大きなブランド力を持っています。

規模も大きく、受け入れ制度が整っているので、足場業界では珍しく、トキワSSは未経験者も歓迎しています。建設業界によくある厳しい環境とは異なり、個々の人間性を尊重する社風が気に入っています。

そのおかげもあって、他の足場会社と比べても、当社には多様な人材が集まってきているように感じますね。また、他の足場会社では、頻繁に人の入れ替えが起こりますが、当社はみんな継続して長く働き続けられている場合が多いと思います。

いまは「吊り足場」に挑戦

最近は、吊り足場の技術を勉強しています。当社が他社に先んじて採用した「トビスライド」を用いることで、安全かつ効率的に吊り足場の施工が可能となり、橋梁補修工事などにおいて可能性を感じているからです。

会社も資格取得や技術習得を積極的に応援してくれていますし、周りにも資格取得をがんばっている社員がいるので、お互い励みになっています。